2012年5月6日日曜日

《オリーヴ》 辻村節子11


 
インド細密画の小径(12)

ムガル帝国の細密画 その6 

第4代皇帝ジャハンギールと細密画

辻村 節子 

ジャハンギール帝は王たちよりもスーフィー
 (イスラーム教神秘主義の聖者)を優先する
ムガル派 ビチトゥル作 1615−18
 スミソニアン博物館フリーア・ギャラリー蔵

皇帝ジャハンギール(在位1569−1627)が、巨大な砂時計を玉座に、薄物をまとい、いくつもの首飾り、腕輪、指輪を着け、真珠のイアリングまでして皇帝のシンボルカラーである赤色のクッションを背に当てて、左向きに坐っている。その頭部(というより上半身)には、金色の太陽と銀色の月をかたどった大きな光背が付けられている。

画面左には4名の人物が縦並びに配されている。上からスーフィーのホセイン・チシュティー、オスマン帝国のスルターン、英国のジェイムズ?世、一番下はこの絵を描いた画家ビチトゥルの自画像とされている。

このほかに画面にはプットと天使が各2名 (?) 描かれている。プットとはイタリア語で幼児のことであるが、西洋絵画では古代ギリシアのエロス(クピド)をモチーフに、ルネッサンス以降盛んに登場する有翼裸体の幼児像のことである(小天使とも)。天空の左右に背中合せに浮ぶプットは左手の方は弦の切れた弓と折れた矢を手にしており、右手の方は両手で顔を覆って、それぞれ困惑、悲嘆の様子である。一方、砂時計の玉座の下部にいる赤と緑の着衣の天使は、時計のガラス面に何やら書き込み中で、赤い衣の方の左手には墨壷が見える。

ムガルのアレゴリー肖像画(*注)の第1号とされるこの絵は、写本の挿絵ではなく、皇帝ジャハンギールが、1615年以降作成のムラッカー(アルバム)のために、宮廷画家ビチトゥルに命じて描かせた1葉(枚)物(フォリオ)である。ムラッカーとはパッチワークを意味し、ティムール朝期には画家や書家の作品断片や図案、手本などを集めた貼り混ぜ様式の見本帳のようなものであったらしいが、17世紀以後のペルシア、トルコ、インドなどのイスラーム宮廷では、新旧の絵画や書道作品(カリグラフ)の逸品を集めた観賞用の豪華な作品集を指す。

*注 アレゴリー:寓意・寓意像。語源はギリシア語のアレゴリアで、「別の物を語る」の意。抽象的概念や思想を比喩的、具体的形象にかこつけて暗示する表現法をいうが、その際主に擬人化、偽動物化(狐によって狡猾を表す類)の手法をとること、その意義内容が多くは倫理的であり、内容と敬称との暗号が意図的で、しばしば因習的に固定されていることを特徴とする。伝統的な神話・伝説などに基づいた寓意画は数多く見られる。(新潮世界美術事典)

この絵はもちろん単なる皇帝の肖像画ではない。画面にはさまざまな要素が見える。4人の人物やプットや天使はもとより、砂時計の玉座というのも変った趣ではあるが、緑衣の天使の後部に置かれた、円盤を多頭の人物が支える不思議なデザインのブロンズ細工の踏台や、グロテスク文様という下半身が植物の人間や動物の頭などが花とともに複雑にデザインされた派手な配色の絨毯も怪しげである。

この絵の比喩、象徴の解釈を巡っては、いろいろの説がある。画面にはいくつかのペルシア文字の銘文があるので、先ずはその解釈からとりかかりたい。

画面の上下の装飾枠のペルシア語、ナスタリーク書体のカリグラフは、上左、上右、下左、下右の順に、

  ヌールウッディーン・ジャハンギール:大帝アクバルの息子
  彼は神の恩寵を通して、その姿と精神において皇帝なり
  彼の前に立つのは王たちのようであるが
  彼の心はデルヴィーシュ(イスラーム神秘主義僧)の方にあ
   るようだ

と書かれているそうで、この下2行がこの絵のタイトルとなっている。

また、天使が砂時計の表面に書いているのは「神は偉大なり 王よ、あなたの命が千年も続くように」と読め、踏み台の上面には「宮廷の奴隷・ビチトゥルの作品」という画家自身のサインがあるという。

2012年5月5日土曜日

まとめたニュース:中国人「日本人はなぜ若い中国人に日本が天国だと欺くことができたのだろうか?」


1 : カロン(秋田県)[sage] :2012/04/29(日) 13:06:46.16 ID:f2IZE1nJ0 BE:3654428696-PLT(12217) ポイント特典
中国大手検索サイト百度の掲示板に「日本人はどのような手段で、中国の若者に日本は天国のような所だと思い込ませたのか」というスレッドが立てられた。中国を心から愛しているというスレ主は、中国の若者の多くが日本を好きになっているのが気に入らないようだ。

■「中国BBS」に関する他の記事 - サーチナ・ハイライト

  スレ主は、最近の中国の若者は自国や共産党を信じておらず、日本が天国のような所だと思っていると主張。日本はどうやって一国の信仰と魂を腐敗させたのか?と問いかけている。これに対して次のような回答が寄せられた。

・「日本は何もしていないよ。みんな中国がしたこと。まちがいない」
・「なんで中国人は自分の国が地獄のような場所だと思わせることができるんだろう」
・「中国には毒食品、劣悪なパクリ品、マルクス・レーニン教があるからね」

  いずれも中国自身が自分でまいた種というような意見だ。一方、次のようなコメントもあった。

 ・「日本が天国とは思わないし、中国が地獄とも思わない。ただ、日本のアニメ・ゲームと文化、電子製品が好きなだけ」
 ・「オレの動機は簡単さ。反日青年をいじめるために、わざと日本は天国のようだという」
 ・「どの国も天国とは思わないが、反日愛国青年の前で日本を大げさに良く語るのは大好き」

  日本に関する掲示板ということもあり、反日愛国青年に対する当てこすりのような意見も少なからずあった。しかし、多くは中国と比較しての問題という意見で、

・「敵が狡猾なのではない。XXが無能なだけ」
・「この質問は党に聞いてください」

  などというコメントもあった。しかし、「このスレッドは釣りだよ」という冷静な意見を寄せる人もいた。(編集担当:畠山栄)

2 : バン・アレン帯(やわらか銀行) :2012/04/29(日) 13:09:04.46 ID:9rj1uuHg0
日本人は中国のスケールのデカさに憧れてるよ
あの国土と人口が日本のものだったらどこまでいけただろうって

2012年5月3日木曜日

弁護士法人不二 的場真介法律事務所: 離婚事件・家事事件


■質問

出会い系サイトで知り合った男性とやり取りしてました
私は女性です

最初はサイト内でやり取りしてましたが、私がサポ目的であるというのを了解してくれたので
お互いのメアドを交換し、その後携帯でやり取りしてました

待ち合わせの日時や場所を決めた後、男性からのメールがダラダラな内容になって来たので、返信するのがめんどくさくなって、5日後とか1週間後とかにしか返さなかったのだけど

ある日メールやり取りしてたら 
またまた
「俺に会いたいと思う?」
「エッチしたい?」
「どんな事して欲しいの?」
など ダラダラな内容になって来たので

「約束通り●(←私の希望額)で良いのでしょうか?」
と 返したところ、しばらく間があってから

2012年5月1日火曜日

【対談】 ユダヤ人言語学者ヨセフ・アイデルバーグ


 

■Q. それは、いつごろのことだとお考えですか?

■A. 神武東征のころでしょう。10支族がサマリアを出て、しばらくして神武東征が開始されています。天皇の公式名スメラ・ミコトは古代ヘブライ語の一方言で「サマリアの陛下」を意味しますし、神武天皇の正式名"カム・ヤマト・イワレ・ビコ・スメラ・ミコト"は、「サマリアの皇帝、神のヘブライ民族の高尚な創設者」という意味になるのです。


■Q. しかし、バハラから日本までというと相当な距離ですよね。日本に着いたころには少数民族になっていたのじゃないでしょうか?

■A. たとえば13世紀にモンゴル民族が、ヨーロッパに移住した距離はもっと遠いですが、数は減っていません。それに海を渡る以上、かなりまとまった勢力のはずです。


■Q. ただ、当時日本には先住民がいたと思うのです。仮に10支族がまとまってきたとしても、特定の地域に定住し、次第に先住の日本人に吸収され、事実上、消滅していったのではないでしょうか?

■A. 『古事記』や『日本書紀』を見ると、先住民族のほうが追い払われているようです。それに、一般的には、日本人は移住民族と考えられていますし、やはり10支族が現在の日本人の直接の先祖になったと、私は考えます。重要な政治機構や神道なども古代ヘブライのものに一致しますしね。


■Q. つまり、アイデルバーグさんは、古代ヘブライ民族がそのまま日本人になったというお考えなのですね。

■A. そうです。もちろん現在のユダヤ人は混血していて、かつてのヘブライ人ではないですし、日本人も変わりました。でも今でも日本人の中にはユダヤ人のような顔つきの人がいますし、ヘブライ人の中にもモンゴロイドのような容貌の人がいます。


■Q. 古代ヘブライ人はどのような容貌をしていたのですか。

■A. 黒ずんだ肌、黒髪、そして黒い目をしていたと思われます。金髪の人種でも黒人でもなかったのは確かでしょう。

 

2012年4月30日月曜日

メルボルン ∙ オーストラリア - Melbourne Australia


「最も美しい海岸道路」と呼ばれる、グレート・オーシャン・ロード。メルボルンから南西に約90km、サーフィンのメッカでもあるトーキーからアランスフォードまで、約260㎞に渡って続く海岸道路です。ポート・キャンベルあたりの海中からそびえ立つ奇岩群「12人の使徒」など、自然の造形美が見られることで知られ、州内きっての人気観光地となっています。

メルボルンからの途中には、オープンレンジ動物園や歴史的な邸宅ザ・マンションを有す公園で知られるウェリビー、周辺にいくつものワイナリーが点在するジーロングといった魅力的な町もあり、またワーナンブールでは、5~9月にホエールウォッチングが楽しめるなど、見どころ満載!

そして、美しいのは海辺の眺めだけではありません。一帯は豊かな森も広がっていますので、野生動物や草花などの自然観察も楽しめます。

リンク先のページは英語サイトになります。

2012年4月28日土曜日

Japan.lifeissues.net | クローン:その法的、医学的、倫理的、社会的問題


カーディナル・ウィリアム・キーラー
英語原文より翻訳: www.lifeissues.net

私はボルティモアの大司教で、米カトリック大司教協議会・中絶反対運動委員会メンバーのカーディナル・ウィリアム・キーラーと申します。今日はこの協議会の代表として、「人間クローニングの道徳への挑戦」について話したいと思い ます。

人のいのちの神聖さと尊厳は、カトリックの道徳的見解と社会教育のかなめ石です。社会は、人間のいのち、特に弱い立場や状況の人間のいのちをいかに尊重するか、で審判されるべきだと私達は思ってます。

この根拠にのっとり、中絶や安楽死、又は人間の胎児を使った殺人的な実験で人のいのちを奪う事に、カトリック教会は断固反対しています。

一見「人間クローニング」は、この中に含まれないように見えるかもしれません。クローニングはいのちを作り出す方法とされていて、奪う方法ではないからです。しかしいのちを作り出す行為そのものが、人間のいのちを軽視しているのです。クローニングは、男性と女性の愛の結合から完全に遠ざかった所で、通常の意味での「親」を持たない子どもを作り出します。そのいのちは愛の行為から生まれるのではなく、あらかじめ決まっている設計書に基づいて製造されるのです。ここで発育する人間は「モノ」として扱われ、人間のアイデンティティーや権利を持った個人としては認められません。科学者や専門家で教皇庁に助言する担当のグループが言うところでは、

クローンを作り出す過程において、素性、血族関係、親戚関係、親子関係などの基本的な人間関係はねじ曲げられてしまう。作り出された女性は、その母親の双子姉妹でもあり得るし、生物学上の父親を持たず、祖母の娘でもあり得るのである。試験管内受精でも親子関係は混乱を巻き起こしているが、クローニングはこの関係を更に過激に破壊することになる。1

このような道徳的懸念は教派間の壁を飛び越えており、我が国で最も尊敬されている哲学者や道徳家達の一部からも懸念の声が雄弁に表されています。シカゴ大学のレオン・カス教授がこう書いています。

2012年4月26日木曜日


 1.今、お読みしました「お話し」は、イエスが語った譬え話の中で、もっとも知られているもので、「善いサマリア人の譬え」と呼ばれているものです。

 全国に約50ヶ所ある自殺予防の電話相談に、「いのちの電話」があります。日本でこうした電話相談が始まったのは1971年のことですが、世界初の自殺予防がチャド・バラー牧師によって始められたのは1953年、ロンドンでのことでした。この電話相談の名前を「サマリタンズ」と言います。「サマリタンズ」とは、今日の聖書箇所の「善いサマリア人」の「サマリア人」の複数形です。(ちなみに、ロンドンの「サマリタンズ」は日本語の電話相談をも行っています。)このように、イエスの語った「善いサマリア人の譬え」は今日、世界中で、様々なボランティア活動に影響を与えていると言ってよいでしょう。

 2.それでは、改めて荒筋を辿ってみましょう。

 1世紀のパレスチナの街道筋でのことです。ユダヤ人と思われる一人の旅人が道を進んでおりました。この街道はごつごつした丘陵地帯を通っており、昔から強盗が出没することで知られていました。しか し、この話では、旅人は単独で旅行し複数の強盗に襲われました。相手は複数ですので、滅多打ちにされて意識不明となり、身包みはがれて、道端に捨て置かれてしまいました。